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その社内報、読まれていますか?制作前に押さえたい設計のポイントと外注の考え方

その社内報、読まれていますか?制作前に押さえたい設計のポイントと外注の考え方

社内報を作る目的は、単に情報を配ることではありません。
大切なのは、 社員に読まれること、 そして、社内の理解や行動につながることです。

せっかく社内報を発行しても、
「読まれていない」
「毎回同じ内容になっている」
「形だけ続いている」
という状態では、十分な効果は期待しにくくなります。

特に近年は、社内コミュニケーションの見直しや、社員エンゲージメント向上の施策として、社内報制作をあらためて検討する企業も増えています。

この記事では、読まれる社内報制作の考え方と、制作を外注する際に押さえたいポイントを、実務目線で整理します。

社内報が読まれないのは、内容より"設計"に原因があることが多い

社内報が読まれない理由として、
「内容が地味だから」
「社員が忙しいから」
と思われることがあります。

もちろんそれも一因ですが、
実際には企画設計の段階に原因があるケースが少なくありません。

社内報でよくある課題には、次のようなものがあります。

・社内向けなのに、社員目線になっていない
・お知らせ中心で、読者の関心につながっていない
・文字量が多く、読み始めるハードルが高い
・写真や見出しの設計が弱く、要点が伝わりにくい
・発行頻度や運用体制が曖昧で、継続しにくい

つまり、社内報は「何を書くか」だけでなく、 誰が、どんな状況で、どう読むかまで含めて設計する必要があります。

社内報制作でまず考えたいのは「社員にとっての価値」

社内報は、会社が伝えたいことを一方的に並べるだけでは読まれにくくなります。 社員が読みたいのは、単なる業績報告や形式的な挨拶だけではありません。

たとえば、関心を持たれやすいのは次のような内容です。

・他部署の仕事や取り組み
・現場で働く社員の声
・仕事の工夫や改善事例
・社員紹介やチーム紹介
・制度の背景や会社方針のわかりやすい解説
・成功事例だけでなく、取り組みの過程や苦労話

こうしたテーマは、社員にとって「自分と関係がある」「少し読んでみたい」と思える要素になりやすいものです。

社内報制作では、会社側の伝達事項を並べるのではなく、 社員の共感や理解につながる切り口に変換する編集力が重要です。

読まれる社内報には、誌面設計の工夫がある

社内報が読まれるかどうかは、内容だけでは決まりません。
誌面の見せ方も大きく影響します。

たとえば、次のような状態では、読む前に離脱されやすくなります。

・文字が詰まっていて圧迫感がある
・写真が少なく、雰囲気が伝わらない
・どこから読めばいいかわからない
・見出しが弱く、内容の魅力が伝わらない
・レイアウトに抑揚がなく、流し読みしにくい

一方、読まれる社内報では、次のような工夫がされています。

・1ページごとにテーマが明確
・見出しだけでも内容が伝わる
・写真や図表で情報の入口をつくる
・長文をそのまま載せず、短く整理する
・社員が自分に関係ある記事を見つけやすい構成にする

社内報デザインは、単にきれいに見せるためのものではありません。
情報を伝わりやすく整理するための設計です。

社内報は「紙」か「デジタル」かではなく、読まれる形を選ぶことが大切

社内報制作を検討する際に、
「紙の社内報がいいのか」
「デジタル社内報にした方がいいのか」
と悩む企業は多くあります。

ただ、ここで大切なのは、どちらが新しいかではなく、 自社の社員にとって読みやすいかどうかです。

たとえば、
・現場や工場勤務が多いなら紙が届きやすい
・拠点が多く、更新性を重視するならデジタルが向いている
・紙で配布し、詳しい情報はWebやイントラに載せる
・採用や広報にも転用したいならWeb連動を考える

このように、社内報の形式は運用環境と目的によって変わります。
重要なのは、媒体を決めることではなく、 社員が自然に目にし、負担なく読める導線をつくることです。

社内報制作がエンゲージメント向上につながる理由

社内報は、単なるお知らせツールではありません。
うまく設計すれば、社内コミュニケーションの活性化や社員エンゲージメント向上にもつながります。

その理由のひとつが、 社員が自分や仲間の仕事を知る機会になることです。

日々の業務では、どうしても部署ごとの情報しか見えにくくなります。
しかし社内報を通じて、他部署の役割や現場の工夫、社員の考え方に触れられると、会社全体への理解が深まりやすくなります。

また、自分たちの仕事が社内で紹介されることは、
承認や誇りの感覚にもつながります。

社内報制作を通じて得られる価値は、
単なる情報共有ではなく、「会社の中で何が起きているかを、共感を持って共有すること」にあります。

社内報制作を外注するメリットは、デザインだけではない

社内報の制作依頼を検討する際、
「デザインだけ頼むか」
「編集から相談するか」
で悩むケースがあります。

ただ、社内報制作で外注の価値が出やすいのは、
単にレイアウトを整える部分だけではありません。

特に重要なのは、次のような点です。

・読まれる企画に落とし込めるか
・社内の情報を記事として整理できるか
・読み手目線で見出しや構成を作れるか
・毎号の運用が続く形まで考えられるか
・紙とWeb、動画など周辺施策とつなげられるか

社内報の外注先を選ぶなら、
印刷やデザインの対応力だけでなく、
編集力と企画力を持っているかが大きなポイントになります。

社内報制作会社を選ぶときに確認したいこと

社内報制作を依頼する前に、次の点を確認しておくと、発注後のズレを防ぎやすくなります。

1. 企画・構成から相談できるか
原稿整理だけでなく、 「何を載せるべきか」 「どんな切り口なら読まれるか」 まで一緒に考えられる会社かどうかは重要です。

2. 取材・ライティングまで対応できるか
社内報は、社員インタビューや現場紹介など、 素材を記事化する工程が大きな負担になります。 そのため、取材やライティングまで任せられる体制があると、社内担当者の負担を減らしやすくなります。

3. デザインだけでなく運用を見据えているか
社内報は、一度作って終わりではありません。 発行頻度、ページ数、素材収集、確認フローなど、 継続運用まで見据えた提案ができるかを見ておくことが大切です。

4. 紙とデジタルの両方に対応しやすいか
今後の運用を考えると、紙だけ、あるいはデジタルだけに限定せず、複数の見せ方に柔軟に対応できる方が安心です。

社内報制作で失敗しにくい進め方

社内報を新たに始める場合も、既存の社内報を見直す場合も、最初に整理しておきたいのは次の3点です。

・何のために発行するのか
・誰に読んでほしいのか
・読んだあとにどうなってほしいのか

この3つが曖昧なままだと、
「とりあえず作る」状態になりやすく、誌面が形骸化しやすくなります。

逆に、この目的整理ができていれば、
・社員紹介を増やすべきか
・経営方針を噛み砕いて伝えるべきか
・現場の工夫を特集すべきか
・デジタル社内報に移行すべきか
といった判断がしやすくなります。

社内報制作は、デザイン発注ではなく、
社内コミュニケーション設計の一部として考えることが重要です。

こんな企業に社内報制作はおすすめ

・社内コミュニケーションに課題を感じている
・複数拠点があり、情報共有にばらつきがある
・社員エンゲージメント向上の施策を探している
・既存の社内報が読まれていない
・社内報を外注したいが、どこまで依頼できるかわからない
・紙とデジタルの両方を視野に入れたい

弊社、ART&旭 株式会社旭高速印刷では、
パンフレット・デザイン制作に加え、機内誌・観光情報誌・会員情報誌制作の企画編集、撮影、取材、ライティングに対応しており、社内にはデザイナー・編集コピーライターが在籍しています。

また、Web制作、動画撮影・編集・企画、SNS運用代行、SNS・Google・YouTube広告まで社内一気通貫で対応できる体制があり、紙の制作だけでなく、WebW や動画を含めた情報発信全体の設計を相談しやすいのも特長です。

社内報制作においても、単に冊子を作るだけでなく、
誰に何をどう伝えるかという編集設計、 読みやすい誌面づくり、 社内に伝わる表現への整理が重要になります。

情報誌制作や編集の知見を活かしながら、社内報のような"読ませる制作物"を考えたい企業にとって、企画・編集・デザインを一体で相談できる体制は大きなメリットになります。

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よくある質問

Q1. 社内報制作は何から始めればいいですか?
まずは、目的整理から始めるのがおすすめです。 情報共有を強化したいのか、社員エンゲージメント向上を目指すのかで、企画や誌面構成は変わります。

Q2. 社内報制作を外注すると、どこまで依頼できますか?
外注先によって異なりますが、企画、取材、ライティング、デザイン、印刷まで対応できる会社であれば、社内負担を大きく減らしやすくなります。

Q3. 紙の社内報とデジタル社内報はどちらがよいですか?
どちらが優れているかではなく、社員の働き方や閲覧環境に合うかで選ぶのが基本です。
必要に応じて併用する方法もあります。

Q4. 社内報はどのくらいの頻度で発行すべきですか?
月1回から隔月程度で検討する企業が多いですが、無理なく続けられる体制を優先することが大切です。

Q5. 社内報制作会社を選ぶ際に一番大事なことは何ですか?
デザイン力だけでなく、読者目線で企画・編集できるかを見ることが重要です。
社内報は"見た目"だけではなく、"伝わる設計"が成果を左右します。

まとめ

社内報制作で大切なのは、
作ることそのものではなく、
社員に読まれ、社内コミュニケーションに活きることです。

そのためには、
・社員目線で企画を考える
・読みやすい誌面設計を行う
・紙かデジタルかを目的に応じて選ぶ
・続けられる運用体制まで設計する
・必要に応じて編集力のある外部パートナーに相談する
といった視点が欠かせません。

もし、
「社内報を始めたいが何から考えればいいかわからない」
「今の社内報をもっと読まれる形に見直したい」
「社内報制作を外注したい」
という課題があれば、制作だけでなく企画設計から相談できる体制を選ぶことが、成果への近道になります。

社内報制作や社内報の外注をご検討中の方は、ART&旭株式会社旭高速印刷までお気軽にご相談ください。

企画編集、取材、ライティング、デザインまで一体で考え、読まれる社内報づくりをサポートします。

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