「情報」ではなく、「体験」を伝える設計へ
観光パンフレットというと、どんなイメージをお持ちでしょうか。
✅ 名所が並んでいる
✅ 地図と写真が載っている
✅ 情報がまとまっている
もちろん、これらは必要な要素です。
ただ、それだけでは「行きたくなる」には少し足りません。
今求められているのは、
「おもしろいパンフレット」です。
では、「おもしろい」とは何か。
単にデザインが派手、目新しいという意味ではありません。
この記事では、思わず手に取りたくなり、行動につながるパンフレットの考え方を整理します。
1|「おもしろい」の正体は、「体験できそう」にある
人が観光地を選ぶとき、実は「情報」だけでは動きません。
✅ どんな時間が過ごせるのか
✅ どんな気分になれるのか
✅ 誰と行きたくなるのか
こうした「体験のイメージ」が湧いたとき、はじめて行動につながります。
つまり、おもしろいパンフレットとは、
読んだ瞬間に体験が想像できるものです。
2|ありがちな「惜しいパンフレット」
多くのパンフレットで見られるのが、
「情報は正しいが、記憶に残らない」状態です。
例えば、
✅ スポット紹介が均一に並んでいる
✅ 写真と説明が同じトーンで続く
✅ 強弱やストーリーがない
この場合、読み手は「ふーん」で終わってしまいます。
情報はあるのに、印象に残らない。
これが「惜しいパンフレット」です。
3|おもしろくするための3つの設計ポイント
① テーマを決める
「なんでも載せる」から脱却することが重要です。
例えば、
✅ 朝から夕方までの1日旅
✅ 雨の日でも楽しめるコース
✅ 30代女性向けご褒美旅
テーマがあることで、パンフレットに軸が生まれます。
② ストーリーをつくる
観光は「点」ではなく「流れ」です。
✅ 朝 → 昼 → 夕方 → 夜
✅ 移動 → 体験 → 食 → 休憩
この流れを意識すると、ユーザーは自然に自分の行動を重ねられます。
読んでいるうちに「自分の旅」になる。
これが重要です。
③ 見せ場をつくる
すべてを同じ強さで伝えると、印象がぼやけます。
✅ 一番見せたいスポットを大きく見せる
✅ キャッチコピーで印象づける
✅ 写真にメリハリをつける
「ここに行きたい」を1つつくる。
これだけで、パンフレットの力は大きく変わります。
4|それでもパンフレットが強い理由
ここで改めてお伝えしたいのが、パンフレットの本質的な強みです。
ひとめで全体がわかること。
これが大きな価値です。
WebやSNSでは、どうしても情報が分断されます。
一方でパンフレットは、
✅ 全体像
✅ 回り方
✅ 優先順位
を一瞬で把握できます。
つまり、
「体験を一枚で設計できる媒体」なのです。
これは、観光において非常に大きな価値です。
5|「おもしろさ」は掛け算でつくる
ただし、パンフレット単体で完結させるのはもったいない考え方です。
これからの観光プロモーションは、媒体の掛け算が前提になります。
例えば、
✅ パンフレットで全体像を提示する
✅ SNSで「気になる」を増やす
✅ Webで詳細や予約へつなげる
この流れがあると、
興味 → 理解 → 行動
が自然に生まれます。
つまり、パンフレットは「核」になれる媒体です。
6|よくあるご相談
実際に多いご相談がこちらです。
✅ 何を載せるべきかわからない
✅ 面白くしたいが方向性が見えない
✅ 紙とWebの使い分けに悩んでいる
これらはすべて、設計の段階で解決できる問題です。
7|私たちの考え方
私たちは、パンフレットを単なるデザイン制作物とは考えていません。
体験を設計するツールとして捉えています。
だからこそ、
✅ 情報整理
✅ コンセプト設計
✅ 媒体連携
この3つを一体で考えます。
パンフレットだけでなく、
✅ Web
✅ SNS
✅ 動画
まで含めて設計できることが、私たちの強みです。
まとめ|おもしろい=行きたくなる
おもしろいパンフレットとは、
✅ 体験が想像できる
✅ 行動がイメージできる
✅ 一歩踏み出したくなる
そんな状態をつくるものです。
そしてそれは、デザインだけではなく設計で決まります。
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